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白鈴の音

日々の備忘録。ヨガのこと。

心の作用を止滅(コントロール)するためには?

ヨガ

前回の記事で、「ヨガとは心の作用を止滅(コントロール)するものである」と書きました。

 

shirosuzu-no-ne.hatenablog.com

 今回は、「なぜ心の波立ちをコントロールする必要があるのか?」ということについて書いていきたかったのですが。

その前に。

 

そもそも「心」って?

何なのでしょうか。

 

電車や街の広告、味、匂いなど…。私たちは日常において、様々な刺激を受けています。それらの「刺激」はどこで受けるのでしょうか。

もちろん、肉体(五感)です。

例えば、「クッキーを口に入れて咀嚼している」とします。

では、上記の刺激を触覚や味覚で受けた時点で、「私はクッキーを食べている」と言えるのでしょうか。

答えは否です。

その刺激は、「私はクッキーを食べている」と認識することではじめて私にとっての事実になります。

ですので、私が煎餅と思って食べていれば「私は煎餅を食べている」ということになるし、私がチョコと思って食べていれば「私はチョコを食べている」ということにもなります。

つまり「心」とは、五感と自分の意識を以て、外部環境を認識するはたらきのことなのです。そしてそれらは瞬間的に、無意識のうちにはたらきます。

(「何を食べてるか認識しよう」なんて思う前に、既に認識してますよね。=瞬間的

そもそも、「何を食べてるか認識しよう」なんて思ってないですよね。=無意識)

 

そして、ヨガの目的はその心のはたらきをコントロールすることです。

 

なぜ心の波立ちをコントロールする必要があるのか?

私たちは、日常において様々な刺激を受けている、と先に書きました。

そして、それらの刺激を受け、私たちの心は常に反応しています。

先程の例でいうと、

「クッキーを食べる」→「とっても美味しい!」→「もう一枚食べたい!」

あるいは

「クッキーを食べる」→「思ったより歯応えなくてがっかり…」→「歯応えのある煎餅食べたい!」

かもしれません。

 

そうした感情の波が起きる度に、エネルギーが使われます。

その感情の波、つまり喜怒哀楽が激しければ激しいほど、エネルギーを消耗することになるのです。

ヨガの目的はこれらの感情の波をコントロールして小さく抑え、エネルギーのロスを少なくし、蓄えていくことなのです。そうすることで感情のベースラインが底上げされ、心が豊かになっていきます。

 

心の波立ちをコントロールするには?

(; ・`ω・´)。oO(目に見えないし、瞬間的に、無意識のうちに動いてしまう心を、本当にコントロールできるのか!?)

 

心の特徴は大きく2つありました。

①瞬間的に動く

②無意識に動く

 

どちらにアプローチするのが、より簡単そうですか?

瞬間的に動く点については難しくて対応できなさそうですが、無意識に動く点については、対応できそうではないですか?

 

つまり、心の動きに対して【意識的】でいるのです。

 

例えば、「座っている」「歩いている」といった体感を常に感じること。

また、「私は今喜んでいる」「私は今悲しんでいる」といった感情を感じることなど。

そうしたことを続けているうちに、「あ、自分は今嫌なことを言われて怒りの感情が起きそうになっている」という具合に感情が起きる前にそのことに気づけるようになってきます。

そして、心が波立つ前にそれを止めることができるようになります。

 

ここまで、ヨガとは心の作用をコントロールするものであり、そのためには心の動きについて意識的であることが大切だ。と書いてきました。

でも、まだ身体について一切触れていません。

ヨガはポーズ(アーサナ)をするものではないのでしょうか?

ヨガにおけるアーサナの立ち位置については、また後日。